先物取引は将来の商品取引をする権利を売買

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先物取引はデリバティブの一種。上場されている商品取引のリスクをヘッジ(軽減)するためのものです。 つまり将来の取引価格を早い時期に決めてしまえば、「その価格でその商品を取引する」この権利を売買するのが先物取引です。 先物取引をリスクヘッジにしている商品はたくさんありますが、外国の通貨についても先物取引があるのでお話をしたいと思います。

外国為替は通貨の両替

自分の国の通貨を外国の通貨に交換することを両替と言います。反対に外国の通貨を、自国の通貨に交換することも同じです。

海外に行くと、街のいたるところで両替屋というのがあります。両替屋はそれぞれの交換レートを表示しています。表示している交換レートで異国の通貨を交換してくれるのです。

これを、マーケット(市場)のシステムで行っているのが外国為替です。ニュースで株価と同様に『本日の円相場は』と報じています。外国為替のことを言っている、というのは知っていると思います。

この外国為替市場は、巨大マーケットで世界各国のお金が流通しています。貿易で成り立っている日本のような経済大国にとって、この外国為替というのは密接な関わりを持っています。

日本企業が多数の海外に進出し世界に向けて製品を販売しています。トヨタ・松下・ソニー・シャープ・東芝・日産・ヤマハ・ホンダ・スズキ・カシオなど、世界でシェアを持っている一流の企業ばかりです。

為替予約は輸出入企業には必要

これら企業が素晴らしい製品を世界に向けて販売したら、代金は販売した国の通貨で集まることになってしまいます。

そのお金を最終的に、日本円に両替して、初めて利益が確定します。このお金の両替時に外国為替市場を利用することになります。

輸出企業は、米国ドル、欧州ユーロを売って、日本円を買う。逆に輸入企業は、日本円を売って、外国の通貨を買います。外国為替マーケットでは、日夜この両替が繰り返されているのです。

そのため、外国為替市場で有利なレートで日本円に交換しないと、儲けがなくなることも考えられます。最悪の場合は、損をすることもありえるのです。これを為替リスクといいます。

この為替リスクと多くの輸出入企業は長年戦ってきており、想定レート(儲けが出るレベルのレート)というのを設定しています。

その「想定レートで将来に外国の通貨を売買出来る」としたら、大幅なリスク削減になります。

外国為替の先物は、このようなニーズから生まれました。これを為替予約と言います。未来に取引する通貨を決まったレートで通貨を売買できる権利を購入しておくのです。こうすることによって、本業の利益を為替リスクによって失う心配がなくなります。